執筆日:2024年11月26日
執筆者:マリナ
こんにちは!マリナです。今日は、米国大学院受験の肝、英語のスコアメイキングについてお伝えします。
いろんな方法で、いろんな方がいろんな試験にトライしていると思います。私のおすすめを書いていきますので、自分に適した方法を探してみてくださいね。
テストの種類(TOEFL/IELTS/Duolingo)
まずは、英語の試験の種類についてお伝えします。結論からお伝えすると、私はTOEFL一択でした。
理由はとてもシンプル:奨学金をいただいている笹川看護フェローの応募の際に、TOEFLを提出したからです。2021年に提出する必要があり、当時はコロナ禍で家で受験できる試験に限定しました。その結果、TOEFLのHome edition (家で受験可能)を受けた経験があり、テストの流れや出題問題などを理解しているため、必要最低限の労力で受験可能なテストを選択しました。
2023年に受験をした際は、Home editionは受け入れ許可されておらず、テスト会場で受ける必要がありました。
知り合いの人は、TOEFLよりIELTSの方が日常会話寄りなので、IELTSを選択していました。確かに、TOEFLは論文レベルの英単語が多く出るので、難しいのかもしれません。IELTSを受験したことがないので、比較はできないので、いろいろと調べてみてください。
一つ、私が失敗したな〜と思ったことは、Duolingoを視野にいれていなかったことです。ハーバードの公衆衛生大学院やホプキンスも、なんとDuolingoのテストスコアを受け入れています。
以下はホプキンスの受験要項で、Duolingo OKと書いてます。
なぜ後悔しているかというと、Duolingoは一回のテストが$65なんですよね。TOEFLは、$245で差額は$180 ……..
さらに、テストはオンラインで受験可能、結果が2日で返ってくるんです。TOEFLだと4-8日かかるので、そわそわ、不安な期間が短くて済む……指定されたスコアに届いたかどうかでどう過ごすかが大きく変わりますからね..
英語以外の書類に時間を割けるようになるので、とても良いと思います。
安い、早い、家で受験可能、といいことだらけのDuolingo….もっと早く知りたかったと思いつつも、その他の多くの大学で受け入れていない可能性もあるので、応募する大学を十分に調べてから英語のテストを検討してください…もし余裕があれば…
勉強開始時期
2021年
奨学金に提出するためにTOEFLを受験しました。その時は、TOEFLの公式本を1周しました。
試験だけで$245もするので私は大学の図書館で公式本を借りました。これ以上は絶対に払ってやるもんかという気概です。おそらく住んでいる自治体の図書館でも在庫があったり、または希望すれば購入してもらえると思うので、探してみてください。
2021年に受けて、その後しばらくは勉強していませんでした。ですが、論文を英語で読んでいたので、読解力はかなりついていたと思います。あとは、気まぐれにオンライン英会話を受けたりもしていました。
2023年4月
米国大学院受験を決めてから、改めて真剣に勉強を開始しました。
毎年春に東大とTOEFLの塾がいくつか連携し、構内で授業を受けられる仕組みがあったので、利用しました。
5-6月に開始し5回の授業で4万4000円だったと思います。他の一般で受けると数十万する塾なので、かなり破格だと思います。ただ、効果があったかと聞かれると、あまりわからないな、というところが正直なところです。
スピーキングとライティングだけの授業を選択し、私はもともと1人で勉強するタイプなので、リーディングとリスニングは独学ですることにしました。
午後に少人数制の上級コースを選び、2時間スピーキングとライティングの授業をみっちり受けました。
2023年8月
英語の勉強を開始して4ヶ月目ほどで満を持してTOEFLの受験をしました。私は当時、栃木県に住んでいたのですが試験会場が家から車で1時間のところにあり、しかも駐車場がない会場でした。行く方法を考えていたところ、私のエンジェルダンナ・リュウタが片道1時間を送迎してくれるとのことで、お言葉に甘えて、仲良くドライブをして受験に向かいました。宇都宮の会場でしたが、受験人数が少なく、集中しやすかったなと思います。東京の友人は、お茶の水会場を激推ししていましたね。なんでかわからないけど。いいらしいです。
1回目の受験は、TOEFLの足切りである100点まで辿りつかず、泣く泣く再受験が確定しました。
100点をいかなくても米国大学院に合格した、という人がいますが、私はお勧めしません。(私の周りにはいなかったです。)人生をかけて受験をするので、100点になるまで受験する気概で、もう1ヶ月勉強することを決め、1ヶ月後に受験を予約しました。
1回$245なので、簡単に予約もできないTOEFL。この時にDuolingoでも受験できることを知り、血迷ってDuolingoを始めましたが、あまりにも勉強内容が違うことがわかり、TOEFL一本にすることを決めました。
2024年9月
TOEFL2回目の受験!この1ヶ月の間は、リーディングとリスニングの本をそれぞれ2周追加で勉強しました。
スピーキングとライティングは半ば諦め気味に、リーディングとリスニングを満点近く取ることを目指しました。
その結果、両方をほぼ満点で、スピーキングとライティングそこそこで目標の100点を取ることができました。
なので、人生で合計3回受験したことになります。$245*3、合計約11万円をかけました。塾代も含めると15万円、いい財布が買えちゃう値段、、、自己投資と思って耐えました
片道1時間の送迎をして、さらに近くの図書館で勉強しながら待ってくれたエンジェルダンナ・リュウタには感謝しかありません。ありがとう。
やったことリスト
・東大と提携の塾に通う スピーキングとライティングを集中的に勉強
・公式本を合計2冊 図書館で借りました
・リーディングとライティングの本を2周 友人にいただきましたありがたい、多分book offでも売ってます
・ポッドキャスト (Public Health On CallやLancetを移動中に聞く)
・オンライン英会話(レアジョブ・ネイティブキャンプなどチャレンジ、1ヶ月で断念)
・公式HPのライティングサンプル問題集 (無料)、結構勉強になる
おすすめの教材
Canopyってどういう意味か知ってますか?
友人にもらった本が、本当に点数アップにつながったので、お勧めします。
この本で、Canopyを知り、絶対にこんな単語出ないでしょ。笑
と思ってたら最後のテストに出てきて感動。。
リーディングとリスニングはそれぞれ2点ずつぐらい上がりました。Canopyのおかげです。
皆さんもぜひ覚えて挑んでください。
このシリーズ本当に良いです。スピーキングとライティングもやればよかった、。。もしやった人いれば感想教えてください。次もし万が一受ける時の参考にします。もう受けたくないけど…
最後のひとこと
私はお金をかけない。ということを目標に勉強しました。
応募の時点でお金がかかるのに、それ以上はお金をかけたくない、という気持ちで。本は図書館、友人から恵んでもらうなどなど
だけどTOEFLは簡単に点は取らせてくれません。人生に何度もないチャンス、気が済むまで受験してください。
本当に応援してます。
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