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米国大学院受験 WES編

執筆日:2024年11月26日
執筆者:マリナ

こんにちは!マリナです。
今日は米国大学院受験のWES編をお伝えします。

目次

World Education Services (WES) について

WES(ウェス)とは、World Education Servicesのことで、応募の際に提出必須の書類です。
これは、世界各国の大学の成績を米国式のGPA(成績)に標準化するサービスのことです。
日本の大学のA-D、優-可とばらばらにつけられた成績を米国大学院のアドミッションオフィスが統一された基準で理解できるようにするものです。カナダになぜか本社のあるサービスで、二つの特徴があります。

サービスが高い💰
・割に対応がとても遅い🐢

という素晴らしいサービスで、米国大学受験の一つの難関でもあります。
サービス自体については、こちらのHPに詳細があるため、受験前に一度読んでおいた方がよいかもしれません。

高いに関して、評価方法はICAP Course by Courseを選択してだいたい$225ほどかかります。さらに国際郵送が必要になるため、+4000円ほどかかります。

申請方法

ホプキンスの応募要項が一番わかりやすかったので、URLと該当場所のスクリーンショットを載せておきます。

書かれているステップをご紹介します。

申請のステップ

簡単に申請のステップを紹介します。

最初の1から私は躓いたので、以下の指示に従う方がベターだと思います。

  1. WESを作成する前に、まずSOPHASアカウントを作る。(SOPHASは、米国大学院の公衆衛生分野に応募する際にほぼ必須で使用するシステムのこと。SOPHASで調べると簡単に作れます。)

  2. SOPHASの10桁のIDをWESに登録して、WESで作成した成績証明書がSOPHASと連動されるように登録

  3. 過去に卒業した大学から必要書類の取り寄せ(1-2週間くらいかかると思ってください)

    卒業した大学から取り寄せ(私の場合は学部と修士課程)
    ・成績表
    ・卒業証明書
    ・学位証明書

    応募当時に在籍した博士課程に関連する書類の取り寄せ
    ・在学証明
    ・履修中のコースの成績証明書

    *注意事項:WESのrequest formで自分のリファレンスNo.の入った書類を印刷、書き込み、学校に提出して一緒に厳封して送ってもらう必要があります。こちらは教務の方と電話でやり取りしながら確認しました。厳封等の手続きが煩雑なため、教務の方と密に連絡を取ることをおすすめします。

  4. 厳封した書類を国際郵送でWES本社へ送付

    上記の書類を私の場合は地元の大学から郵送取り寄せ、東大へは直接教務係にお願いしました。
    大学によっては、証明書を電子でWESに送ってくれるところもあるので、教務の方に相談してみてください。
    私の場合は、両方とも厳封をしてもらい、原本取り寄せ、WESの指定するリクエストフォームも同封し、自分で国際郵送でWESまで送付しました。これはだいたい4000円くらいかかります:)

  5. WESに到着から3営業日後に書類の手続きが開始されます。だいたい審査期間は7-10日かかります。

    という文言が書いていますが、これは信じてはいけません。。
    私は10/2に受付が完了し、10/31に審査完了とHPにて書かれていました。この時点ですでに”?”ですが、なんと11月初旬になっても音沙汰はありませんでした。9月末に到着したのに….
    米国大学院は12/1に締め切りのことが多いため、11月を超えて焦り始めました。
    そのため、$225ドルも払っているのに、対応が悪すぎると思い、11/7に怒りの電話を入れることにしました。
    カナダの営業時間内に国際電話をし、1分くらいで担当者につながり、1-2日で評価出ると説明うけました。
    「あなたの成績表?ちょうどいいタイミングの電話だね!ちょうど明日か明後日には出るって書いてるから安心して🎵」と言われました。
    そこから確かに2日後にようやく成績表が変換され、確認することができました。
    11/13には郵送で成績表の原本も届き、一段落しました。
    11/15にSOPHAS上でもWESの結果が反映され、大事に至ることはなかったですが、あの時電話をしなければおそらく永遠と後回しにされていたのかなと思います。

かかった時間

まとめると
9月末に書類郵送、10月2日にWESに到着、11月9日審査完了、11月15日にようやく応募できる状態になりました。
WESはとにかく余裕を持って取り組んでください。遅かったら、とりあえず、電話をしてください。Baycallというアプリで無料で電話することができたので、臆せず、アメリカに移住前から強気で主張していきましょう。

ちなみに、全世界の受験者が一斉にWESを使用するので、応募締め切りの12月1日が近づくにつれて、WESのスピードもさらに落ちます。ですので、早め早めを心がけてください。

コメント

サービスが高い💰→従うしかない
・割に対応がとても遅い🐢→電話で解決できる

なんとも応募の時点でうまくいかないことが多いですが、応募する皆さん、頑張ってください。

どこの大学もWESを基本としていて、他の評価機関は受け付けていません。そのせいで、独占状態にあり、こんなことになってしまったのでは、、と思いますがどうしようもないので、とにかく早めに提出、早めに電話をお勧めします。

私は一緒に応募した受験仲間とWESへの文句で盛り上がりました。そういう経験もまあ最終的にうまくいけば興味深い体験(not ためになる)になるので、めげずに、立ち向かいましょう。応援しています。

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この記事を書いた人

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