アメリカに留学や駐在などで滞在する際、銀行口座の開設は必要不可欠なステップの一つです。しかし、初めての手続きでは「SSN(社会保障番号)がないと口座を開けないのでは?」と不安になることもあるかと思います。
今回は、SSNなしの銀行口座開設について実体験を共有したいと思います。
ここでの体験は、2024年8月7日時点でのお話です。
私たち夫婦は2人とも、SSNなしの状態でBank of America(以下、バンカメ)の普通預金口座(Checking Account)を作成しました。
1. 必要書類の準備
- 身分証明証(パスポート、VISA)
必須です。 - 米国住所を証明する書類(公共料金の請求書や寮の契約書など)
賃貸の契約書(数十ページもあった…)を持っていき手続き時に渡しましたが、本当に必要だったのかどうかは微妙。 - 現金25ドル以上(任意)
理由は後述します。
2. オンラインで面談予約
上のURLから面談を予約してください。
SSNなしの口座開設は、対面のみ受付だったため、下の写真のステップでは左の「At a nearby financial center」を選択してください!
面談予約枠1つにつき、一人分の手続きが基本(面談時間は30分程度)のようです。
2人分の口座を開設したい場合は、2枠分の予約をした方が良いかもしれません。
3. 対面で口座開設手続き
対面での手続きは緊張しましたが、特に問題なく完了することができました。
一点だけ、事前に考えておくべきだったかな〜と感じたのは「Joint Account(共有口座)」にするか、通常の個人口座にするかです。
Joint Accountの存在すら知らない状態で手続きに臨んでしまったため、どちらにするかを聞かれたときに、焦って決めることになってしまいました。
日本ではJoint Accountのような形態は一般的ではなかったこともあり、馴染みのある個人口座にしました。
今考えると、Joint Accountの方が便利だったのかな〜なんて思います。(今のところ困ったことはありません)
手続きが完了すると、仮のキャッシュカードが貰えました。
「本物は後日郵送で届くからね」とのことでした。
4. デポジット入金
これまた、何も調べずに行ったせいでちょっと困ったので、念の為。
一人当たり$25以上の現金を持っていくと良いかもしれません。
口座開設後、24時間か48時間以内(忘れてしまいました…)に、最低$25のデポジットを入金する必要がありました。
当日はふたり合わせて現金$25程度しか持っていなかったため、一人分は店舗内にあったATMから口座開設直後に入金を行いました。
もう一人分は、海外送金の練習も兼ねてWISEを使って振り込みました(画像左)。
13時に送金手続きを行い、当日の20時には送金が完了。
WISEによると、相手側(今回はバンカメ)での口座残高への反映のために2営業日ほどかかる場合があると書いてあり間に合うかが不安でしたが、バンカメ側でも当日中に反映されているのを確認することができました(画像右)。
5. デビットカード受け取り
口座開設手続きから約1週間でデビットカードが郵送で無事に届きました!
おまけ
無事にデビットカードが届いたは良いものの、なぜかアパートの共有ランドリーの支払に使用できませんでした。
日本から持って来たSony Bank WALLETも同様にエラーとなり使用できなかったため、デビットカードに対応していなかったのではないかと思われます。
この不便の解決とクレカポイント早期獲得のため、なるはやでクレカの作成に臨もうと決心しました。
2024年11月(銀行口座開設後約4ヶ月)現在、結果的にクレカのことも含め、バンカメで銀行口座を開設して良かったかなと思っています。
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