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メリーランド州の運転免許証取得における注意点!3回も挑戦する羽目になってしまった失敗談…

アイキャッチ画像_メリーランド州運転免許申請の失敗談

国際運転免許証の有効期限は1年でアメリカ滞在中に失効するため、私たちは夫婦2人でメリーランド州の運転免許証を取得してきました。今回、最もお伝えしたいことは以下です。

日本の運転免許証の英語翻訳を、必ず準備していきましょう。(国際運転免許証は不可)

私たちはこの翻訳を準備せずに手続きを進めたため、思いのほか苦労してしまいました。結果として、3回もMVA(Maryland Motor Vehicle Administration)に足を運ぶことになりました。

目次

運転免許証の英語翻訳文書は必須になった “らしい”

在アメリカ合衆国日本国大使館が提供している、ワシントンD.C.、バージニア州、メリーランド州居住者向けの『米国における自動車運転の手引き』を参考に、国際運転免許証を翻訳文書として提出しましたが、MVAでは翻訳文書として認められませんでした。大使館に電話で問い合わせたところ、以下の回答を得ました。

「この手引きは、基本的にMVAのホームページを翻訳した文書であり、MVAが国際運転免許証を翻訳文書として認めないと言う限りは、それに従っていただく他ありません。MVAのホームページに必要書類として国際運転免許証が記載されている箇所があるので、そちらを提示して交渉してみてください。」

そこで、MVAの担当者やその上司、さらにはその上司らしき方にもホームページの記載を提示して交渉しましたが、残念ながら認められませんでした。

上記はBaltimore City支店での出来事ですが、インターネットや友人の情報によると、支店や担当者によって必要書類が異なる場合があるとのことでした(Baltimore City支店は評判が悪いことで有名らしい)。さらに、「1年前に別のEssex支店で翻訳文書なしで口頭で免許証の各項目を英訳したら申請が完了した」という情報を得たので、それを基にEssex支店で再チャレンジしました。しかし、結果はBaltimore City支店と同様にEssex支店も「国際運転免許証は翻訳文書として認められない」とのことでした。

「1年前に友人が翻訳文書なしでここで申請できたから来た」と伝えたところ、「最近、運用が変わった」との説明を受けました。担当者の手続きを見る限りでは、翻訳文書をスキャンしてシステムに登録する必要があるようでした。ただし、他の方の数年前のブログを見ても国際運転免許証は翻訳文書として認められなかったという記載があったりするので、最近変わったというのが本当かは定かではありません。

ともかく、翻訳文書を引っさげた3回目の挑戦は、呆気なく20分程度で完了しました。最初から翻訳文書があればこんなに簡単だったのか…

翻訳文書の取得方法

そこで、やむなく国際運転免許証での申請は諦め、公式の翻訳文書を取得することにしました。
翻訳文書を取得する方法は主に2つだと思われます。

1. 翻訳者に公的な翻訳文書を依頼
2. 日本国大使館の領事窓口にて「自動車運転免許証抜粋証明」を発行(リンク


1の場合、MVAが提供している翻訳者リスト(リンク)には、残念ながら日本語に対応している方の記載はありませんでした。Essex支店で、「D.C.の日本国大使館まで行くのは大変で、MVAの翻訳者リストに日本語対応可能な方が居なくて困っている」と相談したところ、裁判所に認可されおり日本語対応可能な4名の翻訳者を教えていただきました。連絡先が個人情報に近いように見受けられるため、ここでの共有は避けようと思います。2名に連絡がつき料金を尋ねたところ、1人あたり$60程度が一般的なようでした。2名とも日本語で対応してくださいました。

私たちは、領事窓口で自動車運転免許証抜粋証明を発行してもらう方法を選択しました。
予約は不要、対面申請する必要あり、支払いは現金のみ($15)、申請から発行まで約1時間程度待つ必要がありました。

領事班の入り口
領事班の入り口

DS-2019の提出も求められるかも

必要書類についてもう一点だけ、お伝えしたいことがあります。
私たちはJビザ保持者だったためか、手引きでは挙げられていなかったDS-2019の提出を求められました。私たちはたまたま持参していたため問題ありませんでした。念の為、ビザ適格証明書を持って行ったほうが良いかもしれません。

SAVEは何だったのだろう

1回目の挑戦の前にSAVEに登録(リンク)しましたが、その後音沙汰はありません。本来は登録後に完了の連絡があるはずのようです。「X営業日経過しても連絡がない場合は、メールでリマインドしてください」と書いてありましたが、MVAで手続きする際に特に何も問題なかったため、何もしていません。
(SAVEでの登録が上手くいっていたら、DS-2019の提出を求められることはなかった、とかなのでしょうか…分かりません…)

予約のカテゴリ

初回は、どのカテゴリで予約すれば良いのか分からなかったため、電話で目的を伝えて枠を確保してもらいました。その際にSMSで送られてきた予約カテゴリーが「New to Maryland/New to Country」→ 「New to Maryland [Driver’s License Only]」だったため、2回目以降はそれを参考にインターネットで予約し、3回目で問題なく運転免許証を取得することができました。予約時に、真面目に必要項目を入力しましたが、当日カウンターで同じ項目について質問されたので、あの入力はなんだったのだろう…という感じでした笑
予約があれば、MVAでの待ち時間は発生しなかったため、予約していくことをお勧めします。

予約リンク

New to Maryland/New to Country を選択
MVA予約画面2
New to Maryland [Driver’s License Only] を選択

住所証明に使用した書類

マリナ :賃貸契約書 & 電気料金の請求書
リュウタ:賃貸契約書 & 銀行のAccount Summary Information

賃貸契約書は2人名義でしたが、電気料金の請求書はマリナのみの名義でしたので、リュウタは銀行のAccount Summary Informationを使用しました。共有口座ではなく、個別に銀行口座を開設したメリットの一つかもしれません。

SSNがない場合はLetter of Ineligibilityを取得

マリナはSSNを持っていなかったため、SSA (Social Security Administration)に直接赴き、Letter of Ineligibilityを取得しました。こちらの詳細は、下の記事に書いていますのでご覧ください。

有効期限と申請料の違い

夫婦それぞれの取得した運転免許証の有効期限と申請料がそれぞれ違いました。理由を尋ねましたが、様々な要因があるから一概には答えられないと言われました。カード支払い可能でした。

有効期限申請料
マリナ2025年1月11日〜2026年1月11日(丸1年)$9
リュウタ2025年1月11日〜2026年5月31日(ビザの有効期限と同じ)$18

申請条件の違いは、J-1かJ-2か、SSNの有無、EADの有無くらいです。

参考ブログ

以下に、参考にさせていただいた他の方のブログをまとめました。

最後に
みなさんの運転免許証取得が問題なくスムーズに進みますように。

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この記事を書いた人

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