Scientific Writing in Health Sciences: Developing A Manuscript for Publication I (Term 3 & 4) こちらの授業は、過去の日本人の先輩が受講して神授業とブログに書いていたので受講してみました。16週間受けた結果、私の感想も同じく、神授業だと思います。授業も神ですし、何より教授が神だと思います。 クラスの形式は、教授1人に対して12人の生徒が会議室で授業を受ける形式の、こじんまりとしたアットホームな授業でした。注意点としては、データ解析までを一通り完了した人のみ受講できます。それぞれがデータ解析を終えた状態で、さあ、論文を執筆するぞ!というところから授業が始まります。授業では、背景から考察、アブストラクトまでの論文の書き方をIMRaD方式で教えてくれます。毎週、IMRaDの各セクションを書くことが課題として出されます。セクションの執筆が間に合わなくとも、事前に先生に連絡しておけば大丈夫です(私はDiscussionに時間がかかり、1週間遅れて提出しました)。他にも、カバーレター、雑誌投稿のプロセス、査読対応など幅広く論文執筆、投稿について教えてくれます。論文投稿が初めての人には、とても勉強になると思います。ですが、私個人の感想としては、むしろ論文投稿をしたことのある人の方が得るものが大きかったのではないかと思います。論文投稿に関して、それぞれの研究室、国によってお作法があるかと思いますが、この授業では、「アメリカ、ホプキンスではこういう方式で書くのか、こういうスタンダードなのか」という発見があります。こういうのはなかなか学ぶ機会がないので、とてもためになりました。
Health Communication Programs I: Planning and Strategic Design (Term 3 & 4) これだけは言わせてほしい。今までで一番重い授業でした。取る人は、相当ヘルスコミュニケーションに興味がないと、モチベーションが続かないと思います。私はヘルスコミュニケーションが大好きですが、それでもなかなかモチベーションを維持するには難しかったです。
Health Literacy: Challenges and Strategies for Effective Communication
Applications of Negotiation and Mediation for Public Health Professionals
Organizational Behavior and Management
Creating, Implementing and Monitoring Budgets for Projects and Programs
課外活動
この半年間は、真剣にインターンシップの機会を得るために活動しました。
Global Health Established Field Placements (GHEFP)への応募、インタビュー ホプキンスのCenter for Global Healthが提供している海外プロジェクトへの派遣プログラムに応募しました。 低中所得国を中心に、各国でのプログラムに奨学金付きで参加できるプログラムです。 例えば、ブラジルの食生活の傾向を理解するため、現地に赴きサーベイデータを解析したり、アフリカで感染症の動向を知るためのウェットラボに参加したり、等の多様なプロジェクトが用意されています。3つのプロジェクトを選び、マッチングで参加する生徒が選ばれる選考となっています。 私は、行動変容のプロジェクト(全体の一つしかなかった…)と結核のRCT等のプロジェクト3つに応募しました。無事に3つともインタビューまで進むことができ、さらにインタビューでも感触がよかったものの、全てマッチングしませんでした。理由として考えられるのは、まずは本当に英語力、そしてヘルスコミュニケーション、行動科学的なプロジェクトがなく、私のバックグラウンドとの相性が合わなかったこと、そしてグローバルヘルスのバックグラウンドがなく、さらに低中所得国での経験がなかったことが理由かなと思います。そして、本来3ヶ月のプロジェクトを、インターンシップの要件を満たすために6ヶ月に延長できないかを相談したことも敗因の一つです…(考えられる敗因が多すぎる) 私のプログラムの友人も全員受かっておらず、おそらく自身の専攻との相性は重要視されていると思います。
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